失敗:2SG ステムアンダーブラケット

2018 yzf-R6 (BN6) のフロントフォークは選択ミス。

XV750 special をカスタムするにあたり、yzf-R1 または、R6 のフロントまわりの移植を行うことにしたわけだけど、実は結構でかいミスを犯してた。

それは、フォーク入手したときにもチラリと書いたのだけれど、2018 yzf-R6 (BN6) のフロントフォークを準備してしまった、ってこと。

一体どこがミスなのかと言うと・・・

1.過去の純正ホイールや、社外ホイールが使えない。

BN6 のアクスルシャフト径(=ホイールのベアリング内径)は、25mm。
コレより古いものは、22mm。これは、R1でも同様で、2015以降(2CR / 2KS / BX4)は25mmだけど、それ以前は22mm。

つまり、潤沢に存在する、過去の社外品や中古ホイールを、流用することができないってこと。

形ができるまでは、高い買い物をしたくない俺としては、2015以降のR1の、中古とはいえど、高い標準マグネホイールには手を出したくないし、何しろXV750には似合わない(個人的見解)。

必然的に、BN6の純正ホイールを探し回る羽目に・・・

2.ステムシャフトの打ち替え先が無い。かも知れない・・・

フロント移植で最終的に問題となるのは、ステムシャフト。
容易に想像できるだろうけど、yzfのステムシャフトが、XV750に合うはずがないw
当然、XV750のステムシャフトを、yzfのアンダーブラケットに流用することもできない(嵌合サイズ違い)。

となると、ワンオフで作るか、流用可能な製品を探すしか無い。

そして、あるんだなそれが

と思ったのもつかの間。
対応してるアンダーブラケットの年式が、R1: ~2014、R6: ~2015 じゃん・・・・

くそ。
2014年式以前のR1のアンダーブラケットが、BN6で使えればいいんだけど。

ということで。

やってみるしか無いでしょ。そして・・・

はい、落札しました。
2014 yzf-R1 (2SG) のアンダーブラケットです。
8,350円なり。

調達失敗!

えっと・・・
よく見てみるとコレ、ダメ品でした。

長期保管でできた打痕じゃないね。
ベアリングのレース(後ろ側)にこれだけボールが食い込んで、さらにレースが内側に変形してるとなると、相当派手にフロントをぶつけたんだろうな。
コレに刺さってたフォークはボッキリ行ってっと思われ。

シャフトやレースはどうせ別物に変えちゃうんだし、とも思わなくもないけど、これだけ衝撃入ってたら、シャフトの圧入部も心配。

そして、クランプの内径も測定してみたけど、53mmを下回るところもあって、これじゃとてもフォークを挿入できない。
ホーニングじゃ間に合わないだろうなぁ。

・・・うん、これは廃棄。

もう新品でいいんじゃないのかな・・・